調剤薬局譲渡までの流れ
薬局の譲渡検討についてのお問い合わせから、アセスメント、マッチング、
契約締結に至るまでの流れをステップに分けてご説明いたします。
Step. 1 マッチング準備
-
個別相談
薬局の概要、譲渡理由、譲渡希望価格などをお伺いいたします。
お伺いした内容をもとに、薬局譲渡の具体的な内容の提案をさせて頂きます。
個別相談の際には、秘密保持契約を締結させて頂いた上でお話しをお伺い致します。 -
必要資料
秘密保持契約締結後、法人又は薬局の財務内容(レセプトデータ含む)、事業収支内容の確認・分析の為、財務諸表、定款、賃貸借契約書、リース契約書などの必要書類をお預かりいたします。
-
評価・分析
お預かりした資料とインタビュー内容をもとに法人又は対象事業の評価を致します。
財務内容では大きな資産変動や簿外債務の有無の確認を行います。
また、事業の収益性評価を行います。多くの法人では一般中小企業と同様に何らかの利益調整をしていますが、節税用に計上していた経費を足し戻し、実質的な営業利益を算出します。 -
後継候補者との面談
譲渡条件等でマッチする後継候補者との面談をセッティングします。場所については施設見学を兼ねて現地でする事もあれば、別の場所で行う事もあります。
譲渡価格、譲渡時期、従業員の引継ぎ、などについて交渉を行います。当社が間に入ってサポートすることによりスムーズに交渉を進めます。納得がいくまで複数回の面談を行うこともあれば、面談は1回のみであとは当社が電話やメールなどで細部を詰めて行く事も出来ます。
Step. 2 契約締結
-
基本合意契約
条件交渉の結果、重要条件について双方の合意事項が決まると基本合意契約を締結します。
基本合意契約書は最終譲渡契約締結に向け、一定の合意をしたことを書面にまとめたものであり、原則として法定拘束力を持つものではありませんが独占交渉に入る事になります。 -
デューデリジェンス
基本合意契約締結後、デューデリジェンスを実施します。売り手が開示した資料を買い手が精査します。
提示された資料が適性かどうかを買い手が会計士、弁護士、社労士等の専門家に検証してもらいます。 -
最終合意契約
デューデリジェンスの結果をもとに譲渡価格を最終的に決定し最終合意契約を締結します。
デューデリジェンスの結果、簿外債務や買収後のリスクが発見された場合、譲渡スキームを変更したり、譲渡価格の変更等の調整を行います。 -
クロージング
クロージングとは売手が譲渡対象物を引渡し、買手が売買代金の支払いを行うことをいいます。
クロージングの際は、必要書類や重要物品に不備がないことを確認し、売手から買手へ必要書類と重要物品の引渡しを行い、買手から売手に売買代金の支払決済を行います。着金確認と受領書の発行をもってクロージング完了となります。
これで譲渡・継承が無事に完了となります!
新たなリタイア後の人生を楽しむもよし、さらに別の方向に事業を転換するもよし。
譲渡によった得た利益を、ぜひ有意義にお使いください!
簡易価格査定依頼サービス
調剤薬局の譲渡・売却をご検討中の薬局経営者様に対し、薬局譲渡価値の簡易査定サービスを無料にて実施しております。
まずはご自分の薬局事業についておおよその価値を知っておくことが、次に向けての人生設計・あるいは経営についての重要な指針になります。
簡単な項目を入力して頂くだけで、あとは経験豊富な弊社担当社にお任せ頂くだけで査定結果をお知らせ致します。ぜひこの機会に、ご利用ください。